日本では結婚指輪といいえばプラチナが定番です。プラチナは資産としての価値が高く、品のいい白い光がどんな場面にも似合うからです。海外でもプラチナは人気がありますが日本ほどではありません。プラチナ以外にもゴールドが人気があります。プラチナもゴールドも純度100%では結婚指輪としては少し弱いので他の金属との合金です。プラチナの場合はP950やP900などです。ゴールドは18Kや14Kなどです。
ホワイトゴールドはプラチナと同じように白い輝きが魅力です。価格はホワイトゴールドの方がお安くなります。重さはプラチナが重く、持った感じ指輪を付けた感じに重厚感/高級感があります。強度に関してはホワイトゴールドが高くなります。お安い割には丈夫なホワイトゴールドは考えようによってはお得な素材ともいえます。
ホワイトゴールドはゴールドにシルバーやパラジウム等を混ぜて作られます。シルバーもパラジウムも白く美しい金属です。本来のホワイトゴールドはほんの少し黄味がかった色です。この上にロジウムで白くコーティングします。この状態が白く美しいのでホワイトゴールドといわれます。
結婚指輪ではマイナーな存在ですがシルバーの結婚指輪もあります。シルバーも合金にして強度を高くします。よくあるのは925というものです。92.5%が銀で後の7.5%は他の金属です。スターリングシルバーと呼ばれるもので純銀として扱われます。シルバーは硫黄成分にあたると黒くくすんでしまいます。このくすんだ状態をいぶし銀と言って、アクセサリーやインテリア用品などでも愛されています。いぶし銀に刻印や模様をいれてシルバーの輝きと鈍いグレーの輝きのコントラストをデザインする指輪もあります。シルバーの結婚指輪なら個性的なものが意外にお安く作れます。