女性
20代
5
男性用が12万、女性用が10万円ほどでした。
上下にミル打ちがされているデザインを選びました。
一度つけたら日常では外さないつもりでしたので、目立ったり引っ掛かりがないようシンプルなデザインを希望していました。
とはいえ、一切飾りのないものでは寂しいと思い、少しデザインが入っているものを探しました。
もともと装飾品にはあまり興味がなかったのですが、私は昔からアンティークやクラシカルな雰囲気が好きで、ミル打ちというデザインがあることを知りました。
シンプルでいて繊細なデザインはどんな場面にも溶け込み、すぐに決まりました。
職人による手打ちで一粒一粒に願いが込められているようで、とても気に入っています。
ミルは細かくて繊細なデザインなので、長年つけたまま生活すると汚れが気になることがあるようです。
購入したブランドでは全国どこの店舗でも、クリーニングが一生無料で受けられます。
それを手間だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、一度買ったらもう訪れることのない思い出の場所にするよりも、数年に一度、夫婦でデートとして訪れることができるのも素敵だと思っています。
飾り気がない、ふっくらとした丸みのあるデザインも検討しました。
触ったときに指なじみがよく、温かみを感じました。
しかし先に決めていた婚約指輪と重ねつけしてみたところ、厚みの差ができてしまい一体感がないように感じたので選びませんでした。
結婚式で指輪を互いにはめて以来、一度も外すことなくつけています。
すっかり指になじみ、もう体の一部のようです。
購入したときは少し余裕のあるサイズを選びました。
妊娠出産を経験すると手がふっくらすることがあるので、という店員さんの意見に従ったためです。
当初はゆるゆると動いてしまい、とても簡単につけたり外したりができました。
実際に妊娠出産を経験したいま、あの時に店員さんの意見を聞いておいてよかったです!
体重の増加もありましたが、妊娠中は特に体がむくんでしまうので、あのときにちょうどいいサイズを選んでいたら痛くなることもあったかもしれません。
いまの時代、結婚式を挙げない方も多いと思います。
仕事中は指輪を付けられない方もいるでしょう。
それでも、結婚指は購入することを勧めたいです。
結婚すると、二人で一緒に考えて何かを決めるという場面がとても多いです。
結婚式のこと、住居のこと、子供のこと、これからのこと。
これらの大きな決断を一緒にしていくのです。
結婚指輪を一緒に考えて選ぶというのは、この先無数にある「決断」への第一歩。
どちらか片方に任せてしまうのではなく、一緒に予算やデザインを考え、お店へ出かけて、あれこれ話し合う。
明るい未来へ向かって、二人で向き合う大切な作業だと思います。
指にはめられないのなら、チェーンを通してネックレスとして身につけてもいいですし、つねにお財布に入れるのでもいいと思います。
二人の、未来への希望と決断を形にして身近に置くことは素晴らしいと思います。